自由診療

「観察が凡てである」 ニコラス・コルビザール(1755-1821)


●自由診療のご案内

自由診療は保険から完全に離れて自由に施術を組み立てます。忙しくてなかなか来院できない場合や、なかなか治らない場合など、全身をトータルに施術できることから、患者さんにとって大変価値の高い施術スタイルのひとつだと言えます。

 


柔道整復術は負傷部の早期回復のため自然治癒力を最大限発揮できる環境作りを施術の中で行います。特に循環機能の促進は治癒過程に極めて重要であり、治癒反応が正常に速やかに進むためには老廃物の除去と酸素や栄養の供給が欠かせません。これらを阻害するものとして筋の過緊張や関節のゆがみ、脊椎や骨盤のゆがみなどがあります。これらは日常での誤った体の使い方や姿勢の悪さ、休養がとれずに続く激務や、反対に怠惰な生活習慣などからも生じ、様々な症状で私たちを悩ませることは皆さんもご承知のことと思います。

当院では長年研鑽してきた柔道整復術とオステオパシーの原理・哲学に基づいて、より充実した自由診療を新たに設定しました。ここでオステオパシーについて簡単に紹介させていただきます。

オステオパシーは1874年アメリカのアンドリュー・テイラー・スティル医師によって創始された手技療法で、ギリシャ語の骨を意味する「オステオ」と病を意味する「パソス」から名付けられました。その哲学を「人体の構造(解剖学)と機能(生理学)を調和させた概念を抱合する科学的知識を拡張させることで裏付けられるヘルスケアの概念」と定義し、次のように4つの原理を強調しています。

●人体全体はひとつのユニットである

●身体は本来、自己治癒能力を持つ

●構造と機能は相互に関与し合っている

●合理的な治療は上記3原則に基づくものである

少々一般の方には分かりづらい表現ですが、ここではオステオパシー手技が古くから行われていること、広く普及していること、理論と共に体系化され根拠に基づく治療法であること、柔道整復術と同じく自然治癒力を重要視していること、などを知っていただければと思います。

オステオパシー手技は古典的には12の手技スタイルに分類され、それらの組み合わせによって様々な部位の機能障害を回復・改善させます。筋・筋膜、関節、脊椎、骨盤、靭帯などの運動器に働きかける技術はもちろんのこと、リンパや内臓、頭蓋骨に働きかける技術も、理論と共に体系化されています。頭蓋骨と仙骨との間での脳脊髄液の循環に関する理論は大変興味深く、神経系を介して様々な部位の調整に大きな効果を与えるものと考えられます。

 

●料金  施術範囲や施術時間によって異なりますが
     2000円から5000円の範囲内

●通院  症状によって異なる場合もありますが、基本は週1回程度


●祝・祭日も平常通り診療を行います。

●診療時間 午前9:00-13:00 午後15:00-20:00

診療時間 祝・祭日
午 前
午 後

☎ 042-535-5390 駐車場2台あり

●土曜日の午後は集会のため早めに終了することがあります。